THE FAMOUS RECORDING

70's・80'sの名盤・名曲をじっくりとお送りする
「本物の洋楽番組」にどうぞお付き合いください。

every sat. 19:00~20:00 ON AIR
【担当NA】 yadge
【番組メール】

第19回 NEIL YOUNG『HARVEST』

2018 年 02 月 14 日

●NEIL YOUNG:『HARVEST』(1972年)

バッファロー・スプリングフィールド、
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングの一員として。

そして現在もひんぱんに新作をリリースしている
「現役バリバリ」のソロ・アーティストとして。

キャリア全てのアーティスト活動においてその影響力たるや、
絶大なるものがあります。

正直、yadgeも最初に聴いた時には
“クセのある歌声”に苦手意識を持っていましたが、
初めて買ったCD『ハーヴェスト・ムーン』(1992年リリース作品)の
あまりの素晴らしさに、それまでリリースされていた彼の
「歴史的名盤」きっかけではない形で彼のファンになりました。

フォーク・ロックのカテゴリーに収まらない
「爆音ギター・ロック」を奏でたりもすることが、
番組でもお話した通りエディ・ヴェダー(パール・ジャム)や
カート・コベイン(ニルヴァーナ)という
グランジ・シーンの中心人物にまで絶大なる影響力を放っていたという事実。

カナダ・アメリカ音楽界のシンガー・ソングライター史上、
ニール・ヤングほど幅広いジャンルと世代から
リスペクトを受けているアーティストはいないでしょう。

老いて尚も「現在の音楽フォーマット」による
キャリアのアーカイヴ活動に積極的に取り組んでいる姿は、
若い世代のアーティストに再び大きな影響を及ぼすことになると思います。

作品のみならず、そうした彼の活動自体も「ロック」なのです。

決して「歌が上手い」タイプのアーティストではありませんが、
あの独特な歌声がかもしだす唯一無二の音楽世界は、
ボブ・ディランに匹敵する個性だと思います。

番組でご紹介した『HARVEST』と、
その20年後にリリースされた『HARVEST MOON』の2作品を聴くだけでも、
彼のキャリアの一部を知る上での「必要十分条件」を満たすはずです。

ファンの方にとってはこれから膨大なるアーカイヴ音源が
「発表され続けること」に、追いつくのが大変ですが
これからも良き「ロックおやじ」としての「象徴的存在」として
輝き続けて欲しいアーティストです。



●THE FAMOUS ARTIST:ROBERTA FLACK

既存曲であった「Killing Me Softly With This Song/
邦題:やさしく歌って」をこれほどまでに劇的に再構築した偉業は、
信じがたいくらい「奇跡の仕業」だったと感じずにはいられません。

最初に歌ったロリ・リーバーマンも
ロバータの素晴らしいカヴァー・アレンジには大いに感動したそうです。

この曲に限らず彼女はこれまでに「原曲を軽々と超越する」という
見事なカヴァー振りを幾度も発揮しています。

ヴォーカリストとしての「資質」がいかに優れているか、を思い知らされます。

彼女は同じ黒人シンガーでもアレサ・フランクリンや
ホイットニー・ヒューストンのような「熱唱型」では無く、
静かに歌うタイプのシンガーです。
それは一聴した時は、ただ「クールに歌っている」
としか聴こえないかもしれません。

しかしながら何度も耳にしていくうちに彼女の
「歌唱力」が持つ最大の魅力が、
熱唱せずとも聴き手の心をやさしく掴みとる
「奥深さ」にあることに気がつきます。

他に例えるならシャーデーやノラ・ジョーンズにも通ずる共通点かと♪

そして彼女のキャリアを語る上で欠かせない
同時代の天才的シンガー:ダニー・ハサウェイ。

この二人が共演したアルバム『ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ』
(1972年リリース作品/アトランティック)は
同時代の『ダイアナ・ロス&マーヴィン・ゲイ』
(1973年リリース作品/モータウン)と並び、R
&B界の歴史において絶対に欠かせないデュエット・アルバムの最高峰です。

ロバータ・フラック&ダニー・ハサウェイ|ワーナーミュージック・ジャパン

お互いの「名門レーベル」の価値を象徴するかのような
存在のアルバムでもあるかと。

一度生で彼女の歌声を聴いてみたかったです!
(もう流石に来日公演は期待できないでしょうから。。。涙)

第18回 BRYAN ADAMS『RECKLESS』

2018 年 02 月 03 日

●BRYAN ADAMS:『RECKLESS』(1984年)

前回特集したブルース・スプリングスティーンと同様に、
このブライアン・アダムスもアメリカ(+カナダ)の
少年少女の良き「兄貴分」的な存在だったと思います。
飾り気のない、真っ白なTシャツにジーンズが
そのままステージ衣装(?)なのですから、
その親近感たるや他のアーティストとは比べ物にならないくらい
親しみやすかったのでは?

そしてブライアン・アダムス最大の魅力は、ハスキーなその「歌声」♪

激しい曲はより激しく、バラードではより切なく響き渡るその特徴的な歌声は
何者にも変えがたい彼の個性です。

還暦を前にして尚、その歌声はきっとこれからも
ファンの心をとらえて止まないことでしょうね!

番組中でも触れましたが、
90年代初頭からの映画主題歌3作連続での全米1位という偉業。
「ソングライター」としてキャリアをスタートした彼の音楽的才能が
最も世界にインパクトを与えた出来事でした。

これまでに聴いたことが無かった独創的なその楽曲群は、
彼の誇らしいレパートリーとしてポピュラー音楽史に深く刻まれています。

「シングル・ヒット」という観点から見ると、
彼は同時代の「ギター系シンガーソングライター」の中では、
最も成功を収めたアーティストだと言えます。

2000年代以降もコンスタントに
オリジナル・アルバム・リリースを行っている彼ですが、
2014年に『Tracks of My Years』という
カヴァー・アルバムをリリースしています。
彼が影響を受けてきたルーツ・ミュージックを知ることが出来る
このアルバムを聴くと、それらの影響下でいかに彼が
自身のオリジナルなソングライティング力を持っているのかが分かります。

80年~90年代とは違い、2000年代のアメリカ音楽シーンは
「楽曲そのものの良さ」は重視されず、
1パターンなリズム・トラックにメロディ・レス、
そして記名性を無視した“フューチャリング誰それ。。。”
ばかりの理解不能なR&B/HIP HOPソングが
チャート上位を占める時代になり下がりました。

そんな哀れな今のチャートを見るにつけ、
自分が音楽とともに青春時代を過ごせた年代が「楽曲の良さ」ありきで
チャートが構築されていた80年代で良かったなぁ~とつくずく思う次第です。

中でもこのブライアン・アダムスが
80年~90年代にシーンに与えていた影響力の偉大さは、
彼が残してき数多くの「シングル・ヒット曲」が
堂々と証明していると思います♪



●THE FAMOUS ARTIST:RODDY FRAME(AZTEC CAMERA)

まず「アメリカ」では絶対に生まれなかったであろう
「ネオ・アコ」というムーヴメント。

しかもロディ・フレイムはイギリスではなく
「スコットランド出身」ということも、
彼の音楽性をはぐぐむに不可欠な国民性があったと思います。

オレンジジュースのヴォーカリストであり、
現在のロディ・フレイムのリリース・レーベル元である
エドウィン・コリンズ(ロディと同い年)しかり、
先輩アーティストにあたるアニー・レノックス(元ユーリズミックス)や
同じく同い年であるジム・カー(シンプル・マインズ)もしかり、
彼らには「イギリス・ロンドン的ではない」
独特なポップ感覚があるように思います。

2ndアルバム『ナイフ』収録の
「オール・アイ・ニード・イズ・エヴリシング」で初めて彼の存在を知って以来。

彼のソングライターとしての才能に「枯渇」という文字は全く無関係です。

※プリファブ・スプラウトのパディ・マクアルーンにも
同じようなものを感じるのは私だけでしょうか?

yadgeがロディの才能に最も深く感動した楽曲が
「スパニッシュ・ホーセズ」。

1993年リリースのアルバム『ドリームランド』に収録されている
この楽曲を初めて耳にした時の衝撃は今でも忘れません!!
(アルバムの共同プロデューサーは、ナント!坂本龍一氏!!)

Aztec Camera - Spanish Horses (OFFICIAL MUSIC VIDEO) - YouTube

「1980年代」、そして「スコットランド出身」という
2つの音楽的奇跡を象徴する天才ソングライターだと思います♪

第17回 BRUCE SPRINGSTEEN『BORN TO RUN』

2018 年 01 月 27 日

●BRUCE SPRINGSTEEN:『BORN TO RUN』(1975年)

彼のファンの中では当たり前のように使われてる「BOSS」という愛称。

文字通り「アメリカ音楽界のボス」という存在に相応しい実績を持つ
偉大なる「アメリカの象徴」です。

これは勝手な想像ですが、恐らく彼の全米ツアーの公演チケットは
引退するまで、ずーっとSOLD OUTを続けるのではないでしょうか?

番組内でもお話ししましたが、とにかくこの方は
「来日してくれない大御所アーティスト」の筆頭です!

先輩格にあたるボブ・ディランでさえ、
コンスタントに来日してくれているというのに。(笑)

うかつにも唯一見れたライヴ中に
「寝てしまう」という大失態をやらかしたyadgeにとっては、
必ずリヴェンジをしなければならないのですが
一向に来日する気配が無いので困りました。。。

E.STREET BANDによる素晴らしい演奏とともに、
このアルバム・タイトル曲「Born To Run」を始めとする
BOSSの楽曲の数々を生で聴けたら、どんなに幸せなことでしょう!!
そうなれる日が遠くないことを切に願います!!

追伸・・・彼の最新アルバム『ハイ・ホープス』(2014年)の中で
セルフ・カヴァーされている「ザ・ゴースト・オブ・トム・ジョード」。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンがかつてカヴァーしたこの曲の新録ver.には、
そのレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのギタリストだった
トム・モレロがゲスト参加しています。

ここでの彼のギター・ソロは、yadgeにとって
「生涯のベスト・ギター・ソロ」の第二位
(一位は以前、番組でもお話しましたがSTINGによる
「リトル・ウィング」のカヴァーver.での故ハイラム・ブロックのソロです)
に座するものです。
⇒こちらをどうぞ♪Bruce Springsteen & The E Street Band - The Ghost of Tom Joad



●THE FAMOUS ARTIST:ANITA BAKER

番組中で「去年のツイッター上で引退をほのめかして、、、」
とお話ししていましたが、どうやら60歳(今年)で引退をなさるようです。(涙)

年明けに再び自身の引退について触れ、
「2018年をみなさんとたくさん祝いたい。60歳の誕生日まであと25日。
フェアウェル・コンサート・シリーズが3月から始まります」
と引退に向けた“さよならコンサート”を
今年行う予定であることをコメントしています。

80年代~90年代にかけて輝かしいキャリアを重ねてきた
「最も成功した女性R&Bアーティスト」の一人であるアニタ・ベイカー。
世界中の彼女のファンが注目するコンサートになるでしょうね!

「スウィート・ラヴ」がヒットした1986年。

当時高校生だったyadgeにとっては正に「大人の音楽」の典型で、
同時代にデビューしていたSADEと共に、背伸びして聴いてはみるものの、
まだその良さがいまひとつ解らないアーティストでした。
なにせ当時は「BON JOVI」を筆頭に
ハードロック/ヘヴィ・メタル一派にドップリでしたから!

やがて20代~30代と歳を重ねる毎に、
その音楽の良さが無理なく受け入れられるようになり、
今ではSADEも同じく大好きなアーティストとなりました。

引退なさるのは大変残念ではありますが、
彼女の後に続く素晴らしいR&Bアーティストが
2010年代にも現われることを願ってやみません。

最近の音楽シーンはR&Bと言えども、“HIP HOP寄りなアーティスト”が主流で
アニタ・ベイカーのような「王道のR&Bシンガー」が
目立って活躍する時代では無くなりましたので。

第16回 BON JOVI『SLIPPERY WHEN WET』

2018 年 01 月 20 日

●BON JOVI:『SLIPPERY WHEN WET』(1986年)

80’s洋楽リスナーにとって、BON JOVIの存在は
『SLIPPERY~』の前に大ブレイクを果たしたVAN HALEN(『1984』)、
後のDEF LEPPARD(『HYSTERIA』)共に
「HARD ROCKだけどPOPな楽曲」を武器に
圧倒的なポピュラリティを獲得した「耳なじみのバンド」でした。

その3組の中でもBON JOVIはTV CMにも登場し、
「日本のお茶の間」にまで浸透した初めての
HARD ROCK BANDだったと言えるのではないでしょうか?

なんたって当時「わたしの両親」でさえ名前を知っていたくらいですから!!

一方で古くからのHARD ROCKファンからは小馬鹿にされたりもしました。

でも結局は同時代に生まれたアメリカン・(ハード)ロック・バンドの中で、
いまだにアルバム・チャートで首位を獲り、
かつツアー興行成績も常に上位に在るバンドはBON JOVI以外に見当たりません。

まさかのリッチー・サンボラ(Gt)の離脱は大変残念でしたが、
ジョン・ボン・ジョヴィのソングライターとしての才能の凄さは、
80年代から30年以上が経っていながらも
全くブレることなく良い楽曲を延々と書き続けていることが立証しています。

それは同郷の先輩格にあたるブルース・スプリングスティーンも同様に、
2000年代に入ってからも延々と良い楽曲を書き続けている姿と重なります。
当然ながら「歌唱」自体のポテンシャルが落ちない点も、
この2人に共通して言えることです。

、、、となると如何にブルース・スプリングスティーンが、
より凄いアーティストであるか!という事に繋がりますが。(笑)

「ロックの殿堂入り」が決まった後、アメリカでは更なるツアー日程が発表されました。

福岡公演は去る2003年以来、早14年も実現していません。

2018年。

“15年ぶり”という区切りの年に再び福岡公演が実現すればいいのになぁ~。。。

リッチー・サンボラ不在のバンドの姿を目視することは辛いですが、
2003年当時よりも更に風格を増しているであろうジョンの勇姿を
この眼で確かめたい!と思っている福岡のBON JOVIファンは
決して少なくはないはず!!ですよね?



●THE FAMOUS ARTIST:GLENN FREY(EAGLES)

70年代に「最も成功を収めた」グループの中心メンバーとして、
ドン・ヘンリーとともに数々の名曲を生み出したグレン・フライ。

彼のソングライティングの才能はソロ・ワークスの中でも存分に発揮されています。

しかしながらソロ・キャリアにおいては意外や意外、
ドン・ヘンリーとともにNo.1シングル獲得歴がありません。

番組でご紹介した「You Belong To The City」と共に
彼の2大ヒット・シングルである「The Heat Is On」の
どちらも「2位止まり」。。。何故??

特に「You Belong~」は彼の作品中“最高楽曲”だと思えるほど
素晴らしいだけに1位を獲って欲しかったです。

※この曲はジャック・テンプチンというソングライターとの共作。

その時のNo.1ソングはSTARSHIPの「シスコはロックシティ(邦題)」。

因みに「The Heat Is On」を阻んだNo.1ソングは
REOスピードワゴンの「涙のフィーリング(邦題)」。

う~む、、、どちらのNo.1ソングも同様に素晴らしい楽曲ですよね。

グレンにとってはアンラッキーなタイミングで現れた
超強力なライヴァル曲だったのでした!



昨年イーグルス『ホテル・カリフォルニア』を特集した際にお話ししましたが、
現在のイーグルスのメンバーにはグレンの息子さんである
ディーコン・フライが加入しています。

いまや「オリジナル・イーグルス」のメンバーは
“ドン・ヘンリーたった一人”になってしまいました。

そんなドン・ヘンリーにとってはグレンの息子
ディーコンの存在は愛おしくてたまらないでしょうね。。。

父親の魂を引き継ぐ若きディーコン・フライが、
ドン・ヘンリーの心の支えとして「これからのイーグルス」を
少しでも長く存続させる“原動力”となることを願います。

第15回 DEF LEPPARD『PYROMANIA』

2018 年 01 月 13 日

●DEF LEPPARD:『PYROMANIA』(1983年)

NWOBHM(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル)という
カテゴライズから遥か何次元も飛び越えての破格の大成功を収めたデフ・レパード。

この『PYROMANIA』が大ヒットを記録していた1983年当時。

音楽業界の頂点はマイケル・ジャクソン『スリラー』であり、
その頃産声を上げたばかりのBON JOVIが後に大ブレイクし
「一大ハード・ロック&ヘヴィ・メタル・ブーム」が到来する前夜に、
全米チャートでアルバムが上位にランクインし数百万枚のセールスを上げていた
ハード・ロック・バンドはVAN HALENくらいしか存在しませんでした。

ところがこの『PYROMANIA』の大ヒット以降、
オジー・オズボーン、ナイト・レンジャー等の新作がTOP20入りを果たし、
L.A.では「L.A.メタル」なるシーンから
クワイエット・ライオット、RATT、モトリー・クルー等が続々とチャートに登場。

そして遂にBON JOVIが『Slippery When Wet』(1986年)で
新たな“現象”をシーンに持ち込むきっかけを作り、
ダメ押し的アルバムとなったのがデフ・レパードの次作『HYSTERIA』(1987年)と、
ホワイトスネイクのアルバム
『WHITESNAKE(邦題「白蛇の紋章~サーペンス・アルバス~」)』(1987年)でした。

こうした「ハード・ロック&ヘヴィ・メタル勢」の勢いは更に
ポイズン、シンデレラ、ウォレント、SKID ROWといったバンドのアルバムまでも
軽々とアルバム・チャートTOP10にランクインするという、
かつてないほどの確固たるシーンを構築しました。
要は「BON JOVI、デフ・レパードっぽいサウンドは売れる!」と。(笑)

この一大勢力は、やがてシアトルから派生した
「グランジ・ロック」にシーンを取って代られるまで栄華を極めました。

90年代に入るとBON JOVIやデフ・レパード等の音楽は
一気に「ダサい音楽」へと成り下がってしまい、大苦戦を強いられます。
その中で数多くのバンドが解散や活動停止に追い込まれる中、
ご存知の通りBON JOVIもデフ・レパードもいまだに新作をリリースし、
ツアーを行っています。実に天晴れなバンドだと思います。

80’s世代が原体験出来なかったDEEP PURPLE、AEROSMITH
(彼らは90年代にも大成功を収めますが!)、
KISS等による「70’sハード・ロック」のカタルシスを見事に
「マイケル・ジャクソンと同等レベルで」体感させてくれたのが
BON JOVIとデフ・レパードの2組だったのです♪

1/20(土)の放送で今度はBON JOVIの3rdアルバムを特集いたします!



●THE FAMOUS ARTIST:DAVID BOWIE

本当に彼は亡くなってしまったのしょうか???

多くのロック・ミュージック・ファンにとって、デヴィッド・ボウイの死は、
確実に「ロックの死」に等しい危機感を感じさせる出来事だったと思います。

現在のビルボード・チャートを見るにつけ。。。

チャート上ではROCK MUSIC(あるいはそれを奏でるバンドやヴォーカリスト)が
瀕死である状況は、そうなってからずいぶんと久しいですよね。
それはきっと今年の「グラミー賞授賞式」にも
前年にも増して更に露骨に表れることと思います。

U2(最新作が1位を獲得したものの。僅か5週目にして早くもTOP100から外れそうです、、、)、
ブルース・スプリングスティーン、メタリカ、BON JOVI、
フー・ファイターズ、イマジン・ドラゴンズの6組くらいですよね、
昨今の全米アルバム・チャート上位に顔を出す「ROCK」って。

70年代~80年代に活躍しヒット曲を持つロック系ミュージシャンは、
愛あるファンに長く長く支えられて
「ツアー興行収入」という名目で稼ぐことが出来ていますが、
ことアルバム(その売り上げからの収入)となると一部のアーティストを除いては
かつてメジャー・レーベル所属だった大御所でも
インディーズ・レーベルからのリリースを強いられている為、
以前のように広くファンに知られることが出来ず
ヒット・アルバムにはならないアーティストが増え続けています。

そんな中でデヴィッド・ボウイは最期のアルバム『★(ブラックスター)』を
SONY/RCAというメジャー・レーベルからリリースし、
キャリア初の全米チャート1位という記念すべき記録を残しこの世を去りました。

それは「ROCKの神様」が死期を迎えたデヴィッド・ボウイに
最後のはなむけを施したのかな?とも思える出来事でした。
昨年亡くなったトム・ペティも、最期のアルバムで初めての全米1位を獲得しています。

どんな時代でも「ROCKアルバム」が
全米チャートの1位になることってイイもんだなぁと、
ただただわたしはそう思うのです。

デヴィッド・ボウイやトム・ペティの
「ROCKなDNA」を受け継いだ「次世代ROCKアーティスト」が、
再び全米チャートを制覇してくれる日が、そう遠くない日であることを願うばかりです。